それは、一本の動画がきっかけだった。
昨年の12月、韓国で兵役をめぐる法律が変わったというニュースを新聞で読んだ日、
(はっきり覚えてないけど、この記事とかだったかな?)
youtubeでこの動画がサジェストされてきた。
おそらく、このvogueのチャンネルの「73 Questions」というシリーズ(ハリウッドセレブが、記者が立て続けにする質問に、自宅を紹介しながら答えるというもの)の動画が好きで、よく見ていたから、同じチャンネルの動画がサジェストされたんだと思う。
(脱線するんだけれど、このエマ・ストーンの動画がすごく好き)
K-popに関心を持ったことはなかったし、そのときはBTSという固有名詞も、新聞記事ではじめて知ったくらいだったので、
普段だったらクリックしなかったと思う。
でもこの日は、「BTSの存在がきっかけで、韓国の兵役に関する法律が変わった」というニュースを見たばかりだったので、
「これがそのBTSか」という興味で何となくクリックしてみた。
そして、なんの気なしに、見ていたんだけれど、
「ん??」「ん???」「ん?????」
この8分半ほどの動画を見終わったとき、
なににそんなに魅了されたのか自分でもわからなかったんだけれど、
すっかり心を掴まれてしまった。
初見の感想はというと、
こんなに端正なお顔立ちのVが自分の映像を見て
「こんなに顔がむくんでるの見たことない。昨日の夜に食べたチャジャン麺のせいかな?」「何時に食べたの?」「夜中の3時かな」って会話をしてるのがシュールだなとか、
「ピアノトンカンティン」って言ってるJinさんがかわいいなとか、
そんな漠然とした感想しか言語化できなかったんだけれど、
とにかく何かに魅了されてしまい、、、
なおかつYouTubeでいくらでも映像にアクセスできるものだから、
いろんなパフォーマンス動画を見始めたら止まらなくて、
文字通り「沼」にはまってしまった。
これまでたまたま触れる機会がなかっただけで、
他のK-popグループにも、自分はこんなに魅力を感じるのだろうかと思い、
最近人気があると思しき他のグループの動画もいくつか見てみたけれど、そちらには特に触手が伸びず。
そこから、なんで私はこんなにこの人たちに惹きつけられるのだろうと、
目についたネット記事を片っぱしから読んでみた。
こういうのとか。
https://www.newsweekjapan.jp/tagsearch/BTS&os=10
でも、なんで自分自身がこんなにBTSに引きつけられるのかは、なかなかわからなかったんだけれど、
ユリイカのK-pop特集を読んで、「なるほどこういうことか」と思うことがあった。
漫画家の渡辺ペコ先生がイラストとともに寄せていた言葉。
“恋をしよう”ではなく“愛されよう”でもなく
“自分を愛そう”と言い続けるあなたたちに心底驚き
今もずっと感動し続けています。感動は嫌いだったのに。
どうもありがとう。
自分が惹きつけられるのは、そのメッセージ性だったのか!
と、渡辺ペコ先生の言葉でまずは認識したのでした。
そこから約1年、BTSにどれだけ勇気づけられたかは言葉にできない。
これからは定期的に自己満記録を残そうと思います。
ちなみに私はJiminちゃん推しで、息子はV推しです。