上半期振り返り

あっという間に上半期が終わろうとしています。

 

・書籍の分担執筆をしました。

松永伸太朗, 園田薫, 中川宗人編著『21世紀の産業・労働社会学: 働く人間へのアプローチ』

「第8章 不妊治療と仕事の両立の葛藤をめぐる計量テキスト分析: 職種の違いに着目して」

http://www.nakanishiya.co.jp/book/b604696.html

 

読者として初学者(学部生)が想定される書籍なので、査読論文を書くときとは違った観点で、「この手のテーマに関心を持った学部生には、まずこのあたりの書籍や論文を読んでほしい」と思う文献を引用するよう心がけたり、かなり試行錯誤しました。

 

・社会調査士科目(A科目)を、昭和女子大学で非常勤講師として担当しました。

対面授業でしたが、コロナの状況を踏まえ、本来したいグループワーク(近距離で長時間の会話をすることを伴う)をすることはせず、slidoというプラットフォームを使ってクイズを出したり質問を受けたりしました。このslidoが学生にとても好評だったので、今後感染症を気にしないでいい状況になっても、適宜利用していこうと思います。

 

・その他、立教大学でゲストスピーカーとして「質的調査の実践」に関する授業をしたり、企業の方が大勢参加される研究会で「不妊治療と仕事の両立」をテーマに報告させていただいたりと、人前で話をさせていただく機会を多くいただきました。

人前で話をしてフィードバックをいただけるのは、本当に楽しいなと改めて感じました。

 

・水面化で進めている博論、下半期には必ず終わらせます。